アロマオイルは認知症予防に効果がある? 脳を若返らせるアロマオイルの配合とは?
アロマオイルで認知症の予防ができる?という話題をよく耳にしますが、この話題のネタ元はおそらく、テレビの情報番組、ビートたけしさんの 『みんなの家庭の医学』 で紹介されたアロマ療法でしょう。
番組の内容は、アロマの香りを嗅ぐと脳を若返らせることができるというもので、実際に物忘れのひどかったご婦人にアロマオイルのペンダントを付けてもらって、1週間後、その効果を検証したというVTRが流れました。
そして結果はやはり、物忘れは大きく改善されて、以前は別のことを始めると、前にしていたことをすっかり忘れてしまっていたのが、アロマのペンダントをつけてからは、まるで別人のように、いろんなことを同時にテキパキとこなすようになっていました。
そして、医学的な認知機能の変化を再検査してみたところ、以前は認知症予備軍のエリアだった数値が、今回は正常な値まで回復していました。
また今度は、認知機能の数値が正常なエリアの66歳の男性にも、アロマ療法を施してみたところ、1週間後、やはりその数値は正常なエリア内であるにも関わらず、さらなる回復がみられました。
すなわちアロマ療法は、認知症の兆候のない正常範囲の人の脳も若返らせる可能性があるということになります。
そしてこのアロマ療法で使用されたアロマオイルは、ローズマリーとレモン(昼用)、そしてラベンダーとオレンジ(夜用)が、ある比率でブレンドされていました。そしてその配合比率というのがこちらになります。
【昼用】
ローズマリー |
レモン |
---|---|
2滴 |
1滴 |
【夜用】
ラベンダー |
オレンジ |
---|---|
2滴 |
1滴 |
認知症予防のアロマオイル、その使い方は?
昼用アロマは神経細胞を活性化する働きがあり、夜用アロマは疲労した神経細胞を沈静化させる働きがあるそうですので、どちらか一方を使うというより、昼用と夜用を合わせて使う方が効果的だということです。
注意点として挙げられていたのは、アロマをあまり鼻に近づけて嗅がないということ。アロマを鼻に近づけすぎると、頭痛や不快感の発生が起きることもあるので、注意が必要とのことです。
またもう一つの注意点が重要で、使用するアロマオイルは、化学合成のものではなく、天然の植物から抽出したものを使わないとダメだということです。これは当サイトでも繰り返し指摘している注意点と同じですよね。
もちろんこのアロマ療法が万人に効く特効薬というわけではないのでしょうが、認知症の兆候がありそうで心配な方や、脳の若返りを期待される方は、試してみる価値は大いにあると思います。
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格安でも気をつけて!天然アロマオイルと人工的な香料の、決定的な違いはココ!
アロマオイルは、疲れやストレスなどに抜群の効果が期待できるわけですが、その仕組みを簡単に説明しますと、アロマの香りは電気信号として、鼻の奥にある嗅覚の神経に到達して、そこから脳へと伝わって行きます。
人間の脳は、自立神経やホルモンの分泌、そして免疫などの調整役も担っていますので、それらの機能が低下したときに、アロマの香りが有効になってくるというわけです。
けれど、自立神経やホルモンの分泌、そして免疫機能の低下に対して効果が期待できるのは、天然の植物から抽出されたアロマの成分だけです。人工的な香料にはそのような働きはありません。人間の脳はそんな人工的な香りには騙されたりはしないということですね。
そしてここで注意しておきたいことは、天然の植物から抽出する天然原料のアロマオイルというものは、そんなに安値では作ることができないということです。
格安のアロマオイルを購入する際は、それらの状況をしっかりと調査した上で購入しないと、思うような効果が得られないことになります。
芳香剤のように、良いニオイだけすればそれでいいという場合ならともかく、アロマオイルとして、様々な効果を期待したいというのであれば、しっかりとしたアロマオイルを選ぶ必要があります。