天然アロマオイルでアロマバス
日本人ってよく、お風呂にモノをいれますよね?柚子湯であったり菖蒲湯であったり・・・。しかもそれって最近始まったことではなくて、ずいぶんと昔から行われていた生活習慣だったりします。
柚子湯であれば、身体を温める効果や疲労回復、それに美肌効果だって期待できる優れもの。
菖蒲湯であれば血行促進や冷え性、神経痛に効果があるって聞いたことがあります。
いずれにしてもこれらの生活習慣は、お風呂に植物を入れて、何かしらの身体に良い効果を得ようとするものですが、アロマバスはまさにその発想をそっくりそのままアロマのエッセンシャルオイルに置き換えたものなんですね。
入浴が大好きな日本人には超おすすめの健康法とも言えるアロマバスは、アロマテラピーを気軽に、そして有意義に楽しめる方法の一つです。
もともと入浴には新陳代謝の促進や、筋肉や関節の緊張を和らげる効果がありますが、アロマバスはそれにさらにプラスアルファの効果を取り入れようというものです。
またアロマバスは、お湯と肌の関係を重要視される方が多いと思いますが、それ以外に、香りを鼻から吸い込むことにも大きな意味があるんです。
お風呂場って結構密閉された空間ですから、お風呂のお湯に天然のアロマオイルを入れることで、アロマの香りは湯気と共に呼吸をしている私たちの鼻に入り込み脳や身体に行きわたり、リラクゼーションなどの効果を生み出してくれるという側面もあります。
ではこんなに有意義なアロマバスの具体的な入浴方法についてご紹介していきます。
まずはやっぱり全身浴
オーソドックスなアロマバスはやっぱり全身浴ですね。市販のアロマオイルの効果効能を見るか、またはご自分の好きなアロマオイルを選んで、1〜2滴をバスタブに入れます。
天然の精油はお湯には溶けないので、手でよくお湯をかき混ぜて、オイルを均一に分散させて入るのがコツ。肩まで浸かってじっくりアロマの恩恵を享受しましょう。
40度を超える熱めのお湯は交感神経の働きが高まって、気分がシャキッとしますし、逆に38度くらいのぬる目のお湯だと、副交感神経が働いて、心身ともにリラックスさせてくれます。
朝なら熱め、夜ならぬる目といったところでしょうか。
じっくり浸かる半身浴
38度くらいのぬる目のお湯に、肋骨の下くらいまでお湯に浸かる入浴方法です。入浴時間は20分以上、できれば30〜40分は浸かっていたものですが、入浴時間はその日の体調とも相談しましょう。
リラックス効果やリフレッシュ効果、それに身体の芯から温まりますので、冷えによう腰痛や関節痛にも効果が期待できます。
また、半身浴はダイエット効果も期待できますので、入浴前と入浴後にストレッチを取り入れるなど工夫を凝らしてみて下さい。
オウチで足湯?ならぬ足浴
最近足湯が大きなブームとなっていますが、オウチでも簡単に足浴を楽しむことができます。
洗面器やバケツに、ちょっと熱めのお湯を入れて、くるぶしの下まで使って7〜8分。足を温めることで身体全体の血行もよくなりますよ。